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めろん|保育士ママの子育ての話

保育士経験10年以上・5歳6歳娘のママ

「保育園でひとりでいる」と聞いたときに読む話
#友達関係#子どもの心#子育て#保育士

「保育園でひとりでいる」と聞いたときに読む話

2026-07-14

「今日、誰と遊んだの?」

「…ひとりでいた」

その一言を聞いた瞬間、胸がざわっとしませんでしたか。

夜になっても気になって、「うちの子、友達いないのかな」「何かあったのかな」「このままで大丈夫なのかな」と考えてしまう。

今日は、そのざわざわを少し落ち着けたくて、この記事を書きました。


「ひとりでいた」の意味は、一つじゃない

まず、「ひとりでいた」には、いくつかの意味があることを知っておいてください。

①本当に楽しくひとりで遊んでいた

砂場でひたすら山を作る、ブロックを積み上げる、絵を描き続ける。自分の世界に入り込んで満足していた。誰かと遊ぶより、自分のペースで没頭したかった日です。

②誰かに声をかけたかったけど、タイミングを見ていた

輪の中に入りたかったけど、どう入ればいいかわからなかった。でも無理やり入るより、見ている方が安心だった。これは、社会性を育てている途中の姿です。

③今日はたまたまそういう日だった

仲の良い子が休んでいた。いつも一緒の子と少しもめていた。なんとなく気分が乗らなかった。子どもにだって、そういう日はあります。

④本当に困っていて、助けてほしい状態だった

これは見逃してはいけないサインです。でもこのケースは、「ひとりでいた」という言葉だけでなく、他のサインも一緒に出てくることがほとんどです。

子どもの「ひとりでいた」は、必ずしも①②③④のどれかです。親が受け取る「ひとりぼっちでかわいそう」とは違うことが多いのです。


見逃してはいけないサインとは

④の「本当に困っている」場合は、こんなサインが重なってきます。

  • 保育園に行きたがらない日が増えた
  • 帰ってきたとき元気がなく、ぐずることが増えた
  • 「○○ちゃんが嫌い」「○○くんが意地悪した」と具体的な名前が出てくる
  • 「保育園楽しくない」と言うようになった
  • 夜泣き・チック・腹痛など体に出るサインが出てきた

ひとつだけなら様子見でいいですが、こうしたサインがいくつも重なるようなら、担任の先生に相談してみてください。

先生は、園での様子を親よりずっとよく見ています。相談されると「気になっていたんです」と教えてくれることもあります。


帰ってきた子どもへの声のかけ方

「誰と遊んだの?」という質問、実はプレッシャーになっていることがあります。

特に、ひとりでいた日に「誰と遊んだの?」と聞かれると、子どもは「また言えない」「友達いないってバレる」と感じてしまうことがあります。

代わりに、こんな聞き方を試してみてください。

「今日、何して遊んだ?」(何をしたか)

「今日、楽しかったことある?」(気持ちにフォーカス)

「給食、何が出た?」(別の話題から入る)

誰と遊んだかではなく、何をしてどう感じたかに目を向けると、子どもが話しやすくなります。


親が「心配しすぎている顔」を見せないこと

子どもは、親の顔をよく見ています。

「ひとりでいた」と答えたとき、ママの顔が曇ったり、「え、なんで?」と詰め寄ったりすると、子どもは「これは言ってはいけないことだったんだ」と学習します。

次から言わなくなります。

心の中でどれだけ心配していても、顔と声は「そっかー、ゆっくりしてたんだね」でいられると、子どもは「何でも話せる」と感じてくれます。

親が安心している顔を見せることが、子どもの安心につながります。


家での過ごし方が、園での関係をつくる

友達関係は、実は家の中で育っています。

家でたくさん話す子は、言葉のキャッチボールが上手です。ごっこ遊びをたくさんする子は、相手の気持ちを想像する力が育っています。

「友達をつくってあげたい」と思うより、家での会話と遊びを大切にする方が、長い目で見ると友達関係の土台になります。

「今日どうだった?」と毎日聞いてあげること。答えを急かさずに聞いてあげること。それだけで十分です。


「ひとりでいる力」も大切な力です

最後に、これだけ伝えさせてください。

「ひとりでいられる子」は、強い子です。

誰かと一緒にいなければ不安、常に集団に属していなければ落ち着かない、という状態より、自分ひとりで楽しめる・ひとりでいることを怖がらない、という方が、長い人生ではずっと生きやすいんです。

友達が多いことが正解ではありません。「この人といると楽しい」と思える相手が一人いれば、それで十分です。

今はまだその一人と出会っていないだけかもしれない。そう思って、少し長い目で見てあげてください。

今日も、おつかれさまでした。

めろん

めろん

保育士資格・保育士経験10年以上。5歳・6歳の娘を育てるママ。 保育士の視点と母の視点から、子育てが少しラクになる話を書いています。

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